それでも、生きてゆく あらすじ [それでも、生きてゆく ]

それでも、生きてゆく あらすじ

第一話 「禁断の出逢い…」 2011,07,7 Thu On Air
湖畔の釣り船屋『ふかみ』。深見洋貴(瑛太)は、ここで父の深見達彦(柄本明)を手伝いながら暮らしている。翌日は、15年前に亡くした妹、深見亜季(信太真妃)の誕生日。洋貴は亜季の顔をはっきりと思い出せなくなっていた。そんな時、逹彦が倒れてしまう。

遠山双葉(満島ひかり)は恋人から別れを告げられて帰宅。双葉の家族は、15年前から名字を三崎から母、遠山隆美(風吹ジュン)の旧姓に変えていた。父の三崎駿輔(時任三郎)と祖母だけが三崎を名乗っていたためか、家族は執拗な中傷に追い続けられている。耐え難い現実に、双葉は行動を起こす。

誰にも告げずにいたが、達彦は重い病に冒されていた。倒れた達彦が入院。洋貴が病院から釣り船屋に戻ると見慣れぬ女性、双葉がいた。洋貴は双葉を自殺志願者ではと警戒。空腹を訴える双葉のために洋貴が食料を買い出しに行こうとすると、弟の日垣耕平(田中圭)が達彦を連れて来た。達彦は病院を抜け出し、別れた妻、野本響子(大竹しのぶ)に会いに行ったらしい。会わせなかったと言う耕平は、達彦を洋貴に託して帰る。洋貴の家族は15年前の悲劇でバラバラになっていた。

達彦を落ち着かせた洋貴は、双葉とファミリーレストランへ。そこで洋貴は、15年前の悲劇…妹の亜季が殺害されたことを話す。犯人は中学生当時の洋貴の友人だった。洋貴がなぜか話す気になった亜季の殺害状況を淡々と語っていると、双葉はいたたまれずに店を出る。亜季を殺したのは双葉の兄、三崎文哉(風間俊介)だった。洋貴が追うと、双葉はなぜ自分にそんな話をするのかと問う。洋貴は双葉も似たようなめに遭った感じがすると答えた。その日、双葉は『ふかみ』に泊まる。

翌日、洋貴が目覚めると達彦の姿が見えない。そこに警察から電話。刃物を持って電車に乗ろうとした達彦が保護されたのだ。洋貴が双葉とともに迎えに行くと、達彦は少年Aの居場所が分かったと話す。達彦は亜季の復讐を試みようとしていた。病院に戻そうとする洋貴だが、達彦は以前住んでいた家に連れて行かせる。そこで達彦は洋貴に亜季を亡くした時の無念、少年Aへの恨みを吐露した。そして、達彦は少年A…文哉が現れるかもしれない葬儀に連れて行けと洋貴に迫る。無理だと答える洋貴だが…。2人の話を聞いていた双葉は、どこかへと姿を消した。
達彦を病院に戻して『ふかみ』に帰った洋貴は、亜季の遺品を取り出す。洋貴は、その中に亜季が書いた凧揚げの絵を見つけた。その瞬間、長い年月で薄れかけていた幼い亜季の顔が、洋貴の脳裏に蘇る。取り憑かれたように思い出の凧を作った洋貴は、湖に向かう。洋貴にも達彦同様の気持ちが芽生えた。

次の日、決意を固め、髪を切った洋貴は病院から達彦が亡くなったと連絡を受ける。喪服に着替えた洋貴は、響子に報告するのだが反応はなかった。その足で洋貴は、達彦から聞いた葬儀場へ。洋貴が文哉を探していると双葉が現れた。双葉が何とか洋貴を止めようとしていると、文哉が現れた。隠し持っていたナイフを取り出し、洋貴は文哉のもとへ急ぐ。だが、双葉が洋貴にしがみつき邪魔をする。挙げ句、双葉は文哉に「お兄ちゃん、逃げて」と…。文哉は双葉の声に気づいて立ち去ってしまった。文哉がいた場所には果実が落ちている。愕然とする洋貴に双葉は、自分は文哉の妹だと明かした。

文哉が働いている果樹園に帰ると、草間五郎(小野武彦)と娘の草間真岐(佐藤江梨子)が迎えた。文哉はこの果樹園で、雨宮健二と名を変えて働いている。
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