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それでも、生きてゆく あらすじ [それでも、生きてゆく ]

それでも、生きてゆく あらすじ

1996年夏、深見洋貴の妹・亜季が洋貴の友人である少年Aこと三崎文哉によって殺害された。この事件によって深見家は家庭崩壊し、洋貴は父とともに釣り船屋で働いて過ごしていた。

一方、少年Aの家族は密告者からの嫌がらせをいたるところで受け、そのたびに引っ越しを繰り返していた。父親は子供のために母と離婚し、子供に母親の姓を名乗らせるなど対応していた。

そして、2011年夏。洋貴の前に一人の女性が現れる。その女性こそ、少年Aの妹、双葉だった。双葉のことを知らなかった洋貴は初め、「自殺志願者」と感じ、自分の境遇・殺害された妹のことを話そうとするのだが…。


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それでも、生きてゆく ドラマ [それでも、生きてゆく ]

それでも、生きてゆく ドラマ

壊れた家族 台本と“格闘” フジ「それでも、生きてゆく」 満島ひかり

2011年7月21日 朝刊

 連続ドラマ初ヒロインという華やかな看板とは裏腹に、殺人犯の妹という重い役どころを任された。「どうすればいいのか、正直、分からない。とにかく考えて考えて、演じるしかない」。慎重な物言いに、表現者としての責任感がのぞく。

 重厚な社会派ドラマ「Mother」をヒットさせた坂元裕二の脚本で描く「それでも、生きてゆく」(フジテレビ、木曜午後10時)。満島演じる双葉は、自分の兄が殺害した少女の兄(瑛太)と出会い、加害者家族、被害者家族それぞれの痛みに苦しみながら、生きる意味を模索する。

 「主題をどう捉えているのか?」「どう演じたいか?」

 取材でお決まりの質問に、「分からない」を繰り返した。「自分の精神状態がきちんとまとまっていない中学生が、自分より弱い者をあやめてしまった話。映画や演劇と違い、テレビは子どもや少年事件に関わる人も見るかもしれない。『このドラマはこう、少年犯罪はこういうことです』なんて言えない」

 いつも持ち歩くノートに「十五年間、世間にさらされて生きるとはどういう気持ちか」「十五年ぶりに兄弟に会うと、どういう気持ちになるか」など思い付いた疑問を「ぶわーっと」書き連ねている。「事件の当事者の気持ちは、私たちが感じたり考えることはできても、つかむことはできない。ひたすら台本を読んで想像して、考えて、考えて、悩むしかない。精神的にぐったりしてしまうことが結構あります」

 台本を読み込むうち、双葉が家族とも共有できない思いを抱えていることに気付いた。それは兄への愛情。「捕まってから世間も家族も兄を拒否しはじめ、『私だけはこの人を信じてあげよう』という思いが強くなったのだと思う。私も家族が大好きだから、ひどいことをしても大嫌いになれない気持ちは分かる気がする」。手探りで芝居をする中で、これだけ「いつも腹の底に置いている」という。

 「少年犯罪だけでなく、家族のつながりや、壊れた家族を立て直そうともがく姿も描いている。世の中の人が自分の日常につなげる何かがあったり、優しさがあるドラマになれば」

     ◇

 ダンスユニット解散後、本格的に女優活動を始めるが、人前で顔や声を作るアイドル時代の癖が抜けず苦しんだ。そんなときに出合ったのが映画「愛のむきだし」(09年)。「つまんねー芝居すんな」と園子温監督に罵倒され、感情を爆発させる演技を知った。続く「カケラ」「川の底からこんにちは」での同世代の監督の指示は逆で、「何もしないで」や「それなりにやって」。「うおーと走ったあと、力の抜き方を教わった」

 NHKの連続テレビ小説「おひさま」にも出演中。気が強くて自立志向の強い女性・育子役で、双葉と全く違う表情を見せる。芝居の硬軟を知り、波に乗っているようにみえるが「私はまだまだ。テレビ(出演)は控えて、メソッドとか芝居をちゃんと勉強したい」と冷静に自身を見つめる。

 「目標の女優は?」

 このお決まりの質問には、「いません」ときっぱり。「動物くらい鋭くて、植物くらいやわらかい。他の生き物に憧れます」と笑った。

  (石原真樹)
☆3つの質問

<1>幸せを感じるとき

 ダンナさん(「川の底からこんにちは」の石井裕也監督)と昼寝している時。家で仕事の話はしない決まり。

<2>俳優になっていなかったら

 本が好きなので、国語の先生。

<3>無人島にひとつだけ持っていくなら

 何も持たない。一つ持っていくと、そればかり考えて面倒くさい。無人島にも空、海、木はあるだろうから。

 みつしま・ひかり 1985年11月30日生まれ、沖縄県出身。97年、ダンスユニット「Folder」としてデビュー。映画「愛のむきだし」で脚光を浴びる。テレビ出演は、NHKの連続テレビ小説「瞳」、ドラマ「ブラッディ・マンデイ(シーズン2)」「モテキ」など。主演映画「ラビット・ホラー3D」が9月、瑛太と夫婦を演じた映画「一命」と、「スマグラー おまえの未来を運べ」が10月に公開予定。


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